プログラム

ランニングトレーニングプログラム

ランニングトレーニングはエビデンスに基づいたプログラム提供を行います。
どうトレーニングして良いかわからない、どうやって量を増やしていけば良いのかわからないなど、不安や疑問のある方、また目標がかなか達成できない方の参考になりうるプログラムにしています。

ピリオダイゼーションによるプログラムの構成
ピリオダイゼーションとは、長期的なトレーニング期間全体にわたって常に同じプログラムを継続するのではなく、トレーニング期間全体をいくつかの短期的な時期に区切って、それぞれ期間内の目的達成のためにプログラム内容を変化させ、それらを全体として作用させることによって、オーバートレーニングや単調さを防止するとともに最終目的をより効率的で確実に達成するための方法です。
怪我してしまってはプログラムの継続ができず、結果パフォーマンスは落ちてしまいます。ピリオダイゼーションに沿ってプログラムを組むことで目的に応じてピークを合わせることができます。

目標によって選択できるプログラム
目標の達成のためプログラムは1年で組んでいます。ベーシックプランではそれぞれの目標によってジェネラルトレーニングプランを選択することができます。
プレミアムプランではパソナラルトレーニングプランを得ることができ、ベーシックプランよりもよりパーソナライズされたトレーニングに取り組むことができます。

段階的に上がるトレーニングボリューム
トレーニングボリュームを段階的に上げることでトレーニングのメリハリがつき、また怪我なくトレーニングできることができます。
計算しながらトレーニングボリュームを上げているので急激なトレーニングプログラムの上昇などはありません。

  • 目標別のトレーニングの入り口はそれぞれ目標のレベルに合わせて設定しています。(e.x. フルマラソンサブ4プログラムでしたら30分程度のジョギングはしていると仮定してスタートしています)
  • 目標別で取り組み方が違うので継続して違う目標を続けることができます。
  • 各トレーニング詳細は動画でもしくはテキストでご覧になれます。

パフォーマンストレーニングプログラム

パフォーマンストレーニングはどのレベルのランナーでもランニングを生涯スポーツとして楽しむために構築されたプログラムです。プログラムはいわゆる”体幹”と言われる安定性のエクササイズはもちろん、”可動域”と言われるモビリティ、ランニングのメカニクスを改善させるムーブメントドリル、身体を強くするストレングストレーニングなど包括的かつ多角的なアプローチで”パフォーマンス向上”と”傷害予防”を導きます。

SPCのランニングプログラムとリンクすることによりランニングとトレーニングのバランスを保ち、身体にかけるストレスを効率よくマネージメントできるようになっています。ランニングを行っていて痛みが発生し、走ることを休まなくてはいけなかった方やトレーニングに興味があったけどやり方がわからなかった方など様々なニーズに応えることが可能なプログラムになります。

パフォーマンストレーニングプログラムもランニングプログラム同様に一年間分のプログラムで構成しています。4ヶ月ごとにフェイズを移行することによって身体に適切なストレスを与えパフォーマンス向上に結びつくようにいたします。

3つのフェイズ

Correction
パフォーマンストレーニングのイントロダクションとなるフェイズです。モビリティ、スタビリティの獲得から、正しいランニング動作の獲得、ストレングスエクササイズの動作パターンの獲得がこのフェイズの目的になります。このフェイズは自宅や公園でできるエクササイズを中心に構成されています。

Get Load
Correctionフェイズを4ヶ月間行ったことで習得した動きをさらに難易度を上げていき、次のBe Strongフェイズに向けての身体の耐性を上げていきます。強度とボリュームを段階的に上げていきます。このフェイズは身体を強くするための基礎となります。

Be Strong
Get Loadプログラムで向上した身体の耐性をこのフェイズではトレーニングの強度をさらに上げることにより強化します。Movementではより爆発的な動きを行い、Strengthではパワー向上のためのトレーニングや高負荷を扱うことを目標にします。このフェイズはランニング動作での出力を上げるのに重要になります。

それぞれのフェイズは4ヶ月間で構成されますが、下記のように段階的にエクササイズの難易度、強度、ボリュームが変化します。4週目は”Unload”となりボリュームを落とします。Unloadを設けることによってオーバートレーニング(燃え尽き)を未然に防ぐようにし、怪我やパフォーマンスの低下を未然に防ぎます。

プログラムの構成

プログラムは下記の3つの要素から構成されています。
Preparationは準備を意味します。

Preparation(プレパレーション)
モビリティ、スタビリティ、ダイナミックストレッチ、アクティベーションから構成され、ランニング動作に必要な”Preparation(準備)”エクササイズになります。機能改善をもらたし、効率よくランニングをするために必要な”チューンナップ”的な位置づけのトレーニングになります。

Movement(ムーブメント)
モーターラーニング、スキル、プライオメトリクスから構成されるトレーニング。ランニングの動作パターンを効率よくする為に動きにフォーカスを置くトレーニングです。

Strength (ストレングス)
身体全体にバランス良く負荷をかけることによって効率が上がったランニング動作の出力をあげるためのトレーニング。身体を”エンジン”を大きくすることでランニングのパフォーマンスをあげます。

パフォーマンストレーニングの関係性

3つの要素はパフォーマンスアップと傷害予防にはどれも欠かせない要素であります。

バランスよく行うことが重要になります。

ランニングとパフォーマンストレーニング

SPCのプログラムはランニングとトレーニングを包括的に捉え、ランナーに段階的にストレスを与えることによってオーバートレーニングを起こさないようプログラムを構成しています。